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トラジャルスタッフマガジン 美しい人

知識美人 国内散策のススメ 第14号

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はじめに
動くのが嫌なほど暑かった夏も終わり、気持ちよい風が吹く季節に。
芸術の秋、スポーツの秋・・・と活動的になるシーズンは、旅行にもピッタリです。ちょっとしたお休みを利用して行ける国内旅行はいかがですか?いろいろなところに出掛け、お仕事にも役立つ知識を増やしていきたいものですよね。今回は、スタッフが今年訪れた国内観光スポットをご紹介。実際に行ったスタッフの注目ポイントも必見です。
伊勢神宮(三重県伊勢市)

古くは『お伊勢さん』として親しまれ、一生に一度はお参りしたいところとされていた、伊勢神宮。
衣食住をはじめとするすべての産業の守り神とされる豊受大御神(とようけおおみかみ)を祀っている豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮=げくう)と天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る皇大神宮(こうたいじんぐう、内宮=ないくう)のほか、別宮など125社神社の総称をいいます。
参拝所要時間は、外宮が約1時間、内宮が約1時間半。まず外宮から参拝するのが、古来からのならわしです。内宮の脇を流れる五十鈴川などの自然も伊勢神宮の特長です。

伊勢神宮周辺を歩いていると気になることが・・・。
玄関にお正月飾りのような注連縄(しめなわ)が飾られているお宅が多いのです。伊勢神宮に行ったのは3月なのに。
あまりに気になったので、あるお店の方に聞いたところ、伊勢市周辺や志摩では1年間飾っておく風習があるとのことでした。

注連飾り(しめかざり)

伊勢の町を歩くと、家々の門口に注連飾りが掲げてあるのが目につきます。 正月の注連縄飾りは普通、松の内が過ぎればはずすのが一般的ですが、伊勢市周辺や志摩では、 一年間かけたままで過ごす風習があります。 それは、「その昔、この地を訪れたスサノオノミコトに、貧しいながらも慈悲深い蘇民将来が一夜の宿を貸した。 ミコトは旅立つ時、今後は門符を門口にかけておけば、子孫代々疫病から免れると 言い残した」という伝説があるから。 蘇民の子孫である証拠として門符を掲げ、無病息災を願うようになったそうです。つまり、家内安全の祈りを込めた「厄除け」の門符です。 ちなみに「笑門」とは、後に「蘇民将来子孫家門」を縮めた「将門」で、さらにこれが平将門に通じるのを嫌って「笑門」になったと言われています。
(※伊勢市観光協会HPより一部抜粋)

伊勢神宮の行事
:式年遷宮(しきねんせんぐう)
遷宮とは、神社の正殿を修理する際や、新たに建てる際に御神体を遷すこと。
伊勢神宮では20年に一度遷宮が行われており、天武天皇の時代に制度化されたとされています。次の式年遷宮は平成25年。伊勢神宮では、式年遷宮に向けさまざまな儀式が行われます。

詳しくは、下記公式HPをご覧ください。
公式HP  http://www.isejingu.or.jp/

◎スタッフの注目ポイント

とにかく、自然と一体となったその雰囲気が圧巻。鳥居をはじめ、余計な色がついてない建物はまわりの山の緑ときれいに調和しています。
参道に入ったあたりから、なんとなくざわざわと胸騒ぎのようなものを感じました。一緒に行った友達も同じことを言っていましたよ。山には神々がいる、という話にもうなずける雰囲気がありました。



善光寺(長野県長野市)

秘仏である一光三尊阿弥陀如来を本尊とする信州善光寺。
江戸時代に「お伊勢参り」が流行した際にはその帰りに参拝されることも多く、古くから親しまれてきました。
善光寺にまつわる説話は多くありますが、『牛に引かれて善光寺参り』は善光寺信仰の広まりとともに、全国に知られるところとなりました。

牛に引かれて善光寺参り

昔、信濃の国、小県の里に心が貧しい老婆がいました。ある日、軒下に布を干していると、どこからか牛が一頭やってきて、その角に布を引っかけて走り去ってしまいました。女はたいそう腹を立てて、怒りながらその牛を追いかけていきました。ところが牛の逃げ足は早く、なかなか追いつきません。そうする内に、とうとう善光寺の金堂前まで来てしまいました。日は沈み牛はかき消すように見えなくなりましたが、善光寺の仏さまの光明がさながら昼のように老婆を照らしました。ふと、足下に垂れていた牛の涎(よだれ)を見ると、まるで文字のように見えます。その文字をよく見てみると
           うしとのみおもひはなちそこの道に
                      なれをみちびくおのが心を

(あなたを仏の道に導いたわたしの心(行為)を、うっとおしい、ただの牛だと思わないでください。)


と書いてありました。この出来事により、女はたちまち菩提の心(仏様を信じて覚りを求める心)を起こして、その夜一晩善光寺如来様の前で念仏を称えながら夜を明かしました。昨日追いかけてきた布を探そうとする心はもうなく、家に帰ってこの世の無常を嘆き悲しみながら暮らしていました。たまたま近くの観音堂にお参りしたところ、あの布がお観音さんの足下にあるではないですか。こうなれば、牛に見えたものは、この観音菩薩様の化身であったのだと気づき、ますます善光寺の仏さまを信じて、めでたくも極楽往生を遂げました。そしてこのお観音さまは今、布引観音といわれています。これを世に「牛に引かれて善光寺参り」と語り継いでいるのであります。
(※信州善光寺公式HPより一部抜粋)

この説話から、「牛に引かれて善光寺参り」は「思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ(大辞泉)」として使われるようになったのです。
善光寺の周辺には、宿坊と呼ばれる宿泊施設があります。 39ある宿坊には、それぞれ御堂があり住職がいて、仏に仕える心で宿泊客をおもてなししています。 宿坊では、それぞれ趣向を凝らした精進料理が味わえるほか、善光寺で行われているお朝事に参拝する際に案内を受けることもできます。 長い伝統を受け継ぐ宿坊のおもてなしは、きっと心に残るものになることでしょう。
善光寺の行事
:善光寺前立本尊御開帳(ぜんこうじまえだちほんぞんごかいちょう)
善光寺前立本尊御開帳は数え年で7年に1度、秘仏である本尊の身代わりとして、まったく同じ姿の「前立本尊」を本堂に遷して全国の人々に公開する行事です。
次回の御開帳は、平成21年(2009年)の4月5日から5月31日までの57日間です。

詳しくは、下記公式HPをご覧ください。
公式HP  http://www.zenkoji.jp/

◎スタッフの注目ポイント

本堂の入り口近くに閻魔像が座っています。明るいところから薄暗い本堂に入ってすぐに見える閻魔像は、 「近づくなオーラ」すら出ているような雰囲気。その迫力に視線をそらせなくなっている自分がいました。 さらに、内陣入口には大きな鏡が。この鏡は私たちの嘘を映し出す閻魔様の鏡を表象したものだそうです。



トラジャルスタッフ小泉より

今回ご紹介した国内の観光スポット2箇所、いかがでしたか?
海外旅行に行く人が増えた今だからこそ、国内の観光スポットが新鮮に感じられるか もしれませんね。同じ場所を訪れても、感じ方は人それぞれ。ぜひ、実際に行って自 分の心で感じてみてください。その前にちょっとだけ、予習をすることでより楽しめ ると思いますよ。

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